屋上のシーンで、悟は自ら飛び降りようとするが八代はそれを一旦止めて再び落とす。
好敵手が自殺するのをわざわざ殺人にしなければ気が済まなかったのだ。
その当たりの心理は複雑そうだ。
しかし車いすと同時に落下したらガリレオのピサの斜塔実験のように同時落下するためケガをすると思うが、どうやって回避したのか?
クライマックスはややしょぼかったけれど、そのあとの北海道での同窓会でミサトがアヤよりはるかに美人になっていたことや、ラストシーンで大人になった愛梨が登場したことは感動。
とくにミサトは悟を助ける寄附金活動で踏み込む生き方を学んだのだろう。
原作もいろいろ穴があった作品だが、テレビは加代の解放後が残念だった。脚本家に十分な時間を上げたい作品だった。