一番人気は4枠のムーヴザワールド、ディープインパクトにサドラーズウェルズの肌馬と重そうだが、前走東スポ杯で1番人気、追い込んで3着。
2番人気は最内枠のスワーヴリチャード。ハーツクライ産駒だが東スポ杯では2着に好走。
3番人気は5枠の武豊エアウィンザー、キンカメ産駒だ。
勝ったのはスワーヴリチャード。これを中心に見ていく。
レースはディアシューターが逃げてタイセイスターリーが二番手、エトルディーニュが三番手に付け、好位勢は馬群形勢。スワーヴはスタートは良くなかったが、ふたされることなくその馬群の最内を進む。そのピタリ外をムーヴザワールドがくっついていく。3角で地方馬のサイバーエレキングが動いてレースが動き始める。直線を向いてサイバーエレキングが外によれてムーヴザワールドの進路を邪魔したようだ。逆に前が空いたスワーヴは勝負所を逃さなかった。二着は好位から粘ったエトルディーニュ、三着は不利が響いたかムーヴザワールド。勝ち時計は1分47秒5とまあまあ。上がりも最速34秒2。面白い存在だと思う。