中山競馬場、曇良馬場、牝馬限定戦。
相変わらず中山は時計が少し掛かっている。
一番人気アクアミラビリス、二番人気エフティイーリスがともに出遅れ気味。三番人気フィリアブーラは最内から好発進も慌てず控える。サンタンデールが逃げ、プリミエラムールとグレースアンが先行する。前半600mを36秒1とスローに落とす。上がりの競馬になったが先行勢で残ったのは3着のグレースアンだけ。優勝したのは下げて外に持ち出して一気に直線で伸びたのがフィリアブーラ(丸山元気騎乗)。2着は馬群を割ってきたホウオウカトリーヌ。出負けした人気馬は4,5着まで。
今年も特に見るべきところの無いレースだろう。時計が遅すぎる。
ただし内枠の馬が走りにくい展開なのに、上位に来たのは力の差を感じる。1着馬は3戦目だがデビュー以来馬体を減らし続けているので、ここが勝負だったのだろう。2着馬は5戦2勝馬だったから、経験が物を言った。
勝ち馬の父ハービンジャーというのは冬場の中山をよく走る。
なお大外の7番人気アマーティが大きく遅れ入線後、急死した。