まだ最終回を残しているものもあるが、大勢は決した。
まず総括から。
一月から三月の冬季アニメは春以来の豊作だった。
いつもよりバラエティに富んでおり、特に大人向けのアニメが多かった。
また音楽(アニソン、BGM)で良いものが多かった。
次に部門賞。
ベストアニソン は二曲。
・「けものフレンズ」の主題歌「ようこそジャパリパークへ」
・「ACCA13区監察課」の主題歌「Shadow and Truth」。
続いてベストキャラクターも二人。
・「ガヴリールドロップアウト」のサターニャ(CV大空直美)
・「クズの本懐」茜クソビッチ先生(CV豊崎愛生)。
さらにベストエピソードも2つ。
・小林さんちのメイドラゴン第9話「運動会!(ひねりも何もないですね)」。
カンナにメロメロな才川(CV加藤英美里)に萌えたw。
・セイレン 第2話「ヤマオク」
変態アニメに規制範囲内での新たな姿を提示したw。
そして冬季のベスト3アニメ。
第3位は「ACCA13区監察課」。渋い陰謀ドラマなのにオノナツメのタッチを活かした緩い作画が良かった。主演の下野紘も好演。
第2位は「リトルウィッチアカデミア」の第1クール。深夜に帰って来たお転婆魔女っ子アニメ。この意味がわかる人間はみな昭和生まれだろう。
今季No. 1アニメは、大方の予想通り「けものフレンズ」。声優中村繪里子に言わせると、「萌え版・猿の惑星」だそうだ。第8話が終わった時点での予想では首の皮一つの差で首位に立っていたが、終盤さらに盛り上がり2位以下に大差を付けた。
なおテレビ東京が製作委員会に参加しているため、けものフレンズ第2弾はいずれ放送されるが、NHKに放送権はなかなか廻ってこないようだ。田舎のフレンズは残念。おかげで親会社の日本経済新聞も動いたため、ゲームメーカーNEXONはソシャゲの再始動を考慮し始めた。
最後に第4位以下の佳作。
・鬼平・・・文藝春秋提供の時代劇アニメ
・このすば2期・・・絵は粗いが安定の面白さ
・昭和元禄落語心中-助六再び編-・・・石田彰渾身の傑作
・セイレン・・・脱皮したハーレムアニメ
この中では、「セイレン」が最終話で追い込んで最後7番手に届いた。
以上。