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2018年冬季最優秀アニメはどれだ? 「よりもい」か「ゆるキャン」か?アニメ・ベストテン発表!

投稿日:2018年4月1日 更新日:

まだ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「3月のライオン第2期」は最終話が残っているが、今期は久々にほぼ毎日見るアニメがあった。そしてこの時期は毎年、繁忙期なので、今年はとくに体力不足を感じてしまった。
残念なのはかなり若い者向けのアニメが増えてきて、話題のズレを感じたこと。パロディアニメ「ポプテピピック」は数回見たが、全く興味が湧かなかった。

早速ベストテンを発表する。トップは迷った結果、絞り込めなかった。
第1位 宇宙よりも遠い場所 (マッドハウス制作)

近い未来に起こりうる民間南極観測隊をテーマにした冒険友情アニメ。「Steins;gate」「ラブライブ」「響け!ユーフォニアム」など傑作を世に生み出している花田十輝のシリーズ構成・脚本作品である。なにしろ毎回これでもかこれでもかと泣かせてくる執念には恐れ入った。
同率第1位 ゆるキャン△ (C-Station制作)

これもアウトドアライフを勧めているが、南極ものほどガチでは無い。このゆるーい作品を見て、引き籠もりもキャンプに行くようになったら良いのに。キャンプのノウハウを伝える良いアニメだった。声優では、KYの姉御肌で合わない相手には徹底的に嫌がられる千明役を原紗友里が演じていたが、「アイドルマスターシンデレラガールズ」の本田役以来のはまり役だった。
第3位 三ッ星カラーズ (SILVER LINK.制作)

さすが「のんのんびより」のノウハウを蓄えているSILVER LINKだ。幼女の持つ毒の部分にフォーカスを当てた作品だった。第2話で少し下がって不安を抱いたが、終盤の盛り上がりは凄まじく、「りゅうおうのおしごと!」を差し切ってしまった。

以上が入選作

第4位 りゅうおうのおしごと! (project No.9制作)

「ロウきゅーぶ!」「天使の3P!」に続くロリコンものは何と将棋アニメw。この会社のタイトルの後ろに「」が付いていれば、幼女が大勢出てくる。ただし現実の藤井六段がアニメを越えつつあるのは残念。ちなみにヒロインでは、一人二役の供御飯 万智推しである。

第5位 カードキャプターさくら クリアカード編 (マッドハウス制作)

まさかまさか、「CCさくら」をNHKが自ら18年ぶりに、それもリメイクではなく新作を作るとは思わなかった。さすがNHKだけあって品質も納得だ。話の筋書きはワンパターンだが、総集編を挟んで第2クールで大きく流れが変わると思われる。

第6位 ハクメイとミコチ (Lerche制作)

小人ファンタジー系アニメ。
宮沢賢治コロボックルを思わせる日本人向きの設定が気に入った。

以上4位から6位までが佳作である。

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以下選外。
第7位 魔法使いの嫁 (後期)
作画は綺麗だったが、途中で中だるみ感があったのが残念。
第8位 3月のライオン 第2期 (後期)
いじめ問題だけで、親権問題まで話が進まなかった。第3期に期待したい。
第9位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン (京アニ)
京アニは独自のラノベを使うのを諦めた方が良いのではないか。
第10位 伊藤潤二『コレクション』
実写映画化は既に何度もされているが、30年目にしてようやくテレビアニメ化された。しかも最初からギャグ漫画である双一シリーズを登場させてオールドファンを狂喜させた。まだ「富江」や「首つり気球」など実写化されたが、アニメ化されていないものがたくさんある。第二期に期待したい。

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優秀アニソンは「ゆるキャン△」の主題歌である亜咲花が歌う「SHINY DAYS」。
ジャクソン5のパリだがモータウン・レコードが何も言わないところから見て、了解を取ったのかな。亜咲花はNHKで歌ってたけれど、アニソンシンガーと名乗ってる割りにスケールが大きく、舞台慣れしてくれば、JPOPも歌いたくなるはずだ。

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優秀キャラは「三ッ星カラーズ」の「さっちゃん」だ。
水と油である結衣と琴葉をうまく結びつける、気配りの出来る幼女だ。
うんこしか言わないがw。

声優の高野麻里佳は春、PAワークスが制作する「うま娘プリティダービー」で悲劇の名馬サイレントスズカを演ずる。今から楽しみだ。

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 ベストエピソードは、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第10話「愛する人はずっと見守っている」だ。この回の構造自体に仕掛けがあり二重に泣かされた。「宇宙よりも遠い場所」は毎回泣かされたが、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の泣き所はここだった。

カムバック賞は、「カードキャプターさくら クリアカード編」第10話で登場したローラーブレードだ。懐かしくて泣けてくる。CCさくらと言えば、やはりローラーブレードだろう。
ここ数年、母親役が多かった岩男潤子も久々の大道寺知世役で若い声を演じている。声帯的にはかなりきついはず。しかし声優全盛期(80年代後期から90年代)を知るものには嬉しい限りだろう。

 

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