3歳牝馬による伝統のマイル戦は、2月12日の振替休日に、晴れの府中良馬場で行われた。
パドックではどの馬も入れ込みとか太め残りは感じない。みんな牝馬らしい体つきだった。
一番人気は阪神JFの3着馬マウレア、二番人気は阪神稍重でアーモンドアイが大外ぶっこぬいた時の先行二着馬ツヅミモン、三番人気がフェアリーS6着のテトラドラクマだった。テトラドラクマは府中での未勝利勝ちの好時計が認められたようだ。
レースはテトラドラクマとアルーシャが雁行する形で直線まで進む展開。人気のマウレアとツヅミモンは好位から先頭を狙うが、前半が57秒8とハイペースであることから共倒れが心配された。
残り200で何とそれまで馬群を引っ張ってきたテトラドラクマが一頭抜け出し独走に入る。アルーシャが馬群に飲み込まれそうになるが、必死に粘る中、ツヅミモン、マウレアが遅れ始めて、2番枠の一戦一勝馬フィニフティが馬群の中から差す。残り100で外から二戦二勝のオハナが追い掛けるが、時すでに遅し。
結局、テトラドラクマが3/4馬身差で逃げ切った。時計は1分33秒7、上がりは35秒9にまとめた。前走では抑えるレースだったが、直線の長いコースでは一本調子に逃げる方が合うようだ。桜花賞の基準タイムが1分33秒前半に設定されたことになり、ハイレベルなレースが期待される。父はルーラーシップで母父は中山のジャパンCを勝ったファルブラブである。
2着に入ったフィフ二ティと他の上位に入った差し馬の差だが、一戦一勝でこの走りは評価される。時計は1分33秒8で上がり二位の35秒0。父はディープインパクトで母父はクロフネ。
この二頭に負けた馬は高速クラシックでは足りないだろう。
3着にはアルーシャが入って、驚異的な粘りを見せた。時計は1分34秒1。父はディープインパクトで母父は外国馬Tapit。
4着はオハナが追い込んだ。時計は3着と同タイム。父はやはりディープインパクト、母父はキングカメハメハ。
5着は一番人気のマウレアが入ったが、今日のところは力負け。今からクラシックで巻き返すのは至難の技だ。