富山県砺波市に根を下ろし奮戦するアニメ制作会社PA WORKSのお仕事シリーズ三部作最終編。初回だけAmazon Prime が他局より一日早い放送になった。来週からはTOKYO MXが最も早い。最近まで放送予定について発表されなかったことから、PAは苦戦していたようだ。でも今までも苦戦しては逆転ホームランを放ってきたから心配することはない。おそらく2クールだろう。それにしては初回はまずまずだった。なお日曜放送の「有頂天家族2」も同社制作。
短大生木春由乃は東京で就活中だが、なかなか上手くいかない。そんなとき町おこしの一環で国王役を演じて欲しいと、モデル派遣会社から依頼される。貯蓄も尽きていたので一日仕事だと思い込みド田舎の間野山(まのやま)まで出かけて行って戴冠式を無事終える。ところが国王としての契約期間は一年だった。
恐らく由乃は何かのきっかけで国王をやる気になって、白けていた町の人を巻き込み町おこしの旗振り役になるのだろう。でもそれでは簡単すぎるな。何か他に捻りを用意してるのだろうか。
何かスナフキンのような外人が出てきて、ちょっとした役をやるらしい。次回予告も担当している。非常に気になる。他にもキャラは大勢出てきて、同質性の高い田舎町とは信じられないほどバラエティに富んでいる。
キャラデザはお仕事シリーズ全て共通で関口可奈味。しかし最も好きなホビロン(花咲くいろはで小見川千明が演じた鶴来民子)やTARITARIの坂井和奏の顔は出てこない。
難があるとすれば、主演がアニメ声であることか。伊藤かな恵に少し似ているが、まだまだ下手だ。SHIROBAKOのみやーもりも下手だったが、ナレーターが本職でアニメ声ではなかった。