ついに感動の大団円を迎えた。
時間が経って、そろそろ冷めてきたかなと思うと、最終回を見直す。するとアメリカオオコノハズク博士の後にフレンズが勢揃いするシーンでわかっているのにまた泣いてしまうw。
前半の流れは次の通り。
・サーバルが気付きヒグマと一緒にカバンを助け出そうとする。
・博士や他のフレンズがボスに呼ばれて集まり野生解放してカバンを救出する。
・サーバルの作った火付き紙飛行機でセルリアンを船へ誘導する。
・カバンが元の姿に戻る。サーバルのことも覚えていた。
・ボスが犠牲となってセルリアンごと船を沈める。
・翌朝、海岸でボスを探すとボスの首輪と胸ランプが打ち上げられていて、それが突然話し始める。
おにいさんの解説コーナーはお休みで、後半に続く。
・遊園地で「カバンが何の動物かわかっておめでとうの会」が開かれる。
・アライさんの証言から、カバンがミライの髪の毛からフレンズ化したクローンだとわかる。
・フェネックの囁きを聴き取ったサーバルは、観覧車にカバンを誘う・・・
後半とくにカバンの正体は考えていた結末とだいぶん違っていたが、大満足だ。とくにボスが最終回のヒーローだった。気に入ったのはヒトはケモノの一種というテーマ提示だ。
しかも第2期を予感させるエンディングだ。たとえアニメでなくても、プレステ4のVRゲームにしたって売れるだろう。案外、その方が向いているかもしれない。
また、どのフレンズもそれぞれ個性を持っていた。まさに「姿形も十人十色だから惹かれ合うの♪」だった。
レギュラー以外のフレンズで印象に残ったのは、サーバルに輪をかけてIQを溶かしたコツメカワウソ、金田朋子渾身のトキ、声優素人とは思えないみゆはんのスナネコ、最近絶好調の大空直美アメリカビーバー、本多真梨子久々の一発を魅せたライオンである。
久々にテレビアニメ界に明るい話題をもたらした傑作だった。しんざきおにいさん、よしざきおにいさん、たつき監督ありがとう。
でもまあ騒ぐほどでもないか。