3月のライオン2前期 アニメ

3月のライオン 第9話 ニャー将棋音頭3番(角王の巻)

投稿日:2016年12月11日 更新日:

前回、香子の精神攻撃を受けて嫌な予感が拭えない零。
ところが松永七段は零の予測を上回る強烈なキャラだった。
最初に神社で声をあげて拝んでいるところに出くわす。その上、おみくじを引いて凶が出て落ち込む。

実戰になると、穴熊かと思ったらこちらの手を見てみの囲いに変更するし、王手飛車取りを指させて角打ちを狙っているのが丸わかりだし。
途中でシリアスになるのがバカバカしくなり、一気に畳み掛けて勝ってしまう。
松永七段が投げる時、悔しそうなのが印象的だった。

しかし帰りは目の前でこけて怪我するし、結局うなぎの特上をおごされる羽目になる。

そして挿入歌の「ニャー将棋音頭3番」であるw。

うなぎ屋で松永は会津や孫のことについてひとくさり語ると、零はおみやを買わされ次の店に連れて行かれる。
帰途、酔った松永は本音を漏らす。
「負けたくない」
改めて零が将棋が好きですかと尋ねると、松永は将棋への思いを語る。

 

最後にオチがあるんだが、それを含めて松永さんはいいキャラだった。
水木しげるの描くキャラに似ていたがw
ちなみに松永七段の声優、岡和男は吹き替え系のベテランさん。この役は自分を重ねて演じたことだろう。渾身の演技だと思う。

なのにネットじゃ松永の声優は素人という批判が流れている。
厨坊の言う「声優の基準」がわからなくなった。上手くなければ聞けないのか?本当に上手な演技を聞いたことがあるのか?
彼らは若い声優の演技ばかり聞いて耳が悪くなったのではないか?

脇役声優にしかできない演技というものがあるんだよ。

-3月のライオン2前期, アニメ
-,

執筆者:

関連記事

この素晴らしき世界に祝福を!2 第2話 カズマ・ロリニート認定 ゆんゆん再登場

オープニングの作画というものは普通、中身の作画より気合いを入れるものだ。ところが新オープニングとエンディングの作画は酷い。タッチが軽いというのではない。単に下手だ。 また残念ながら今回の内容は前期のカ …

昭和元禄落語心中-助六再び編-第2話 落語は殺させない

助六が入門前、吉切組の舎弟だったことをマスコミに嗅ぎつけられ、テレビの仕事から降ろされる。また八雲師匠の落語と先代助六の落語の間で自分の落語を模索しているが、先が見えない。 小夏は籍を入れたが、カカア …

ツインエンジェルBREAK 第11話「ともだち」復活先代ツインエンジェル!

チイチ島へ自家用戦闘機で駆け付けたスミレだったが、メアリの罠にハマって身動きが取れなくなり水責めに遭う。 ミルクちゃんはそこから一匹で抜け出し、途中鳩に通路を教えてもらい、先代ツインエンジェルが冷凍保 …

覆面系ノイズ 第1話 花とゆめアニメ

今季の白泉社少女漫画雑誌「花とゆめ」のアニメは珍しいノイズロック系片恋もの。 ニナ(CV早見沙織)は高校の入学式で軽音部としてギターを弾くゆず(CV山下大輝)と再会する。ゆずはひとつ年上で幼くして作曲 …

夏目友人帳 伍 第10話 「塔子と滋」 今期の神回

まだ夏目が藤原家に来る前の話である。塔子は一羽のカラスを助けたことがあった。それ以来カラスに助けられることが多いような気がする。ある日、滋は「カラスは結婚すると一生添い遂げる鳥で、独り者はまだ相手がい …