訓練を終えてから数ヶ月が過ぎ、南極へと旅立つ日が近づいてきたある日。リンの手伝いもあって、どうにか南極へと持っていく持ち物の荷造りを終えたキマリは、めぐみから借りたまま、てっきりなくしてしまったと思っていたゲームを見つける。めぐみにゲームを返すついでに、久しぶりだからとゲームで遊び始めたキマリは幼い頃の思い出を話し始めるが、めぐみは覚えていない様子で……。(番組HPから)
キマリが楽しそうにゲームをやっている横顔が許せなくて、めぐみはわざとコンセントに足を引っ掛けて妨害する。しかしキマリは気づかない。
翌日、明日オーストラリアに向けて出発というところでクラスで壮行会が行われる。
みんなは突然友達ぶってキマリの下に集まって来た。それを見てめぐみはますますこじらせる、
二人は一緒に帰るがめぐみはキマリたちが悪口を言われていることを告げる。途中で日向らと会い、報瀬に悪口を憤慨するが、日向は言いたい奴には言わせておけと言う。めぐみと南極四人組は一緒にカラオケに行く。そこでカラオケが初めてだった報瀬が爆発してしまい、その様子をLineで知らされた結月は行かなくて良かったと思う。
いよいよ出発の朝、報瀬、日向、結月ら三人はそれぞれに旅立って行く。
キマリが家を出発しようとするとめぐみが現れる。彼女はキマリに絶交しようと突然言う。彼女は今まで何も決められなかったキマリを保護者のように見守って来た。それが自分だけ置いてけぼりを喰らい、南極へ行ってしまうのが許せなかった。だから周囲に悪口を言いふらしたのもすべてめぐみの仕業だったのだ。
キマリはショックを受けるが、めぐみから自立したくて、めぐみを孤独にした罪は自分にあることを悟り、めぐみの耳元で絶交無効と囁いて旅立って行く。
想像以上に泣ける回だった。第五回からこんなに飛ばして大丈夫か。次回はシンガポールから新キャラ登場のようだ。
花田十輝のシリーズ構成作品としては「ラブライブ」以上に青春だなあという感じ。原作があった作品としては「響け!ユーフォニアム」より青春を拗らせている。
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