カイザルと出会ったファバロはニーナの名を聞き思い出す、
一方ジャンヌはニーナと打ち解け合う。そしてムガロの話を聞き、ニーナとともに脱走するつもりになった。
第1期でアザゼルと組んでいたケルベロスちゃんが再登場。
アザゼルの仲間は殺されるか捕まったかと思ったが、
それにしてもムガロは女の子だったはずだが、
正解するカド第8話、今回は真道と沙羅花のデート回だ。まさかのくりTシャツで現れた沙羅花は実家へ真道を連れて帰り、彫金業を営む父親と兄に紹介する。ついで水族館でクラゲを見せ、クラゲこそが原初の生命体だと説明する。そして彼女はあるがままの自然こそが人のあるべき姿ではないかと真道に説く。
翌日、世界的ネット産業SETTENがザシュニナの独占インタビューとサンサを全世界へ一斉中継する。これで全世界の人間は不眠を手に入れた。ブラック企業は感謝感激である。しかし真道はザシュニナと進む道に不安を覚え始める。
沙羅花は鎖国思想や攘夷に通ずるものがある。しかし真道も決断が拙速だった。やり手交渉人ならば、ザシュニナの真意を測ってから政府との交渉に乗り出すべきだった。
次の課題は、ザシュニナが読んでいた武者小路実篤の「人間萬歳」にヒントが隠されているかも知れない。この世界の天使が人間というものは戦争ばかりして自分勝手な生き物だと神様に報告する。しかし他所の神様が人間の大往生を迎えるさまを見た話を聞いて、神様と天使は感動するという戯曲だ。不老不死を選ぶかという問題を突きつけてくるのではないかな。