投稿日:2017年2月11日 更新日:
南鎌倉高校女子自転車部は、ちと学生に甘い。自転車購入のためのアルバイト話はせずに済ませてしまった。自転車店「サイクルフラット」の余剰在庫から適当な部品を寄せ集めてワークスモデルを組み立ててひろみに貸し出したのだ。
あっという間に時間が経ち、学校で一般参加自由のナイトクリテリウムが開催される。いよいよスタートだ。しかし比嘉だけがスタートを切れない。ペダルとシューズの間のクリートが外れてしまった。
落車した比嘉に全員が集まってきて声をかけるシーンは笑った。ママチャリ相手に中山競馬場のような周回コース10km勝負で半周遅れになっても、サラブレッドであるロードバイクは勝てると思う。しかしなぜ全員ママチャリだったのか不思議である。
ようやく原作漫画を読んだが多人数の人物の違いを描くのが下手な上にテンポが悪い。その欠点をアニメ脚本が引き継いでしまったおかげで、この回の終わりが茶番めいたものになってしまった。次回はフルでクリテリウムを描き切るだろうが、やはり茶番だと言われるだろう。それはアニメの切れ目が20分単位なのに比べ 、原作はアニメのことを考えず延長しているからなのだ。だからこそアニオリでバイト回を挟めば良いと思った。
個人的には次回のクマさん、東先輩とのデッドヒートが非常に楽しみだ。競輪好きな人にも見てもらいたい。
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