今回は萌崎いちごがメインの回。
バイトを首になり、電気も止められ、万事休すと思われた矢先、いちごにゲームの話が舞い込む。
主演は堀江由衣で、いちごの役はその肩につかまっている虫(と言うよりバクテリオファージの大きい奴)だ。
ゲーム台本は段ボールに三箱と量が非常に多いが、いちごの出る場面は数ページしかない。それでも全部の台本を頭に入れてアフレコに入りたいとマネージャーに申し出る。これはバイトがなくなったためだが。
いよいよゲーム作成決定を報告するイベントが渋谷公会堂で開かれる。
ゲーム前作の評価が高い上に堀江由衣のミニ・コンサート付きだから大入り満員だ。
楽屋入りすると堀江由衣がやって来た。しかし見た目は「ゆりえ・ほい」と言いたくなるほどメガネを掛け髪の毛ぼさぼさで,バッグに入れたパンは潰れてる上にチョコは溶けていた。
田村ゆかりとはあまりに違って、アイドルのあまりのギャップに声も出ないいちご。
しかし舞台に立つと堀江由衣は凜としたアイドルだった。
舞台ではろくに話を動かせなかったいちごだが、堀江由衣のミニライブを見ていて大きな目標を心に刻む。
その後の打ち上げでイヤホンズ三人はプロデューサーからデビューCDの仮歌を渡される。
☆
田村ゆかりと堀江由衣の扱いの違いは原作者浅野真澄との距離の違いだ。
堀江由衣とは五人組ユニットを組んでいたし、おそらく堀江由衣の派閥なんだと思う。
だから小汚く書いても,ギャップ萌えにしても構わない。
堀江由衣が番組中で披露した曲は新曲で浅野真澄作詞だそうだ。
Aice5もこれを機に復活するそうだし、四十路前に最後の一暴れを見せてくれそうだ。
最後に潰れたパンは実話だそうな。