櫻子さんの足下には死体が埋まっている
骨大好きミステリアニメの第一回。太田紫織の原作。
第一回目は増毛の海岸で頭蓋骨が発見されるが、旭川市に住む主人公の標本士九条櫻子(伊藤静)はこれを一目見ただけで百年前の人骨だと見破る。女性が殺されたのは事実だが、今さら犯人はわからないからこの骨はもらっていこうとするが助手の正太郎は警察に通報。やって来た警察官はこんな近所で三人も死体が出るなんてと呟く。櫻子があと二人は誰と尋ねると警察官が答えるに近くの海岸で心中死体が腕を結んだ状態で上がったそうだ。早速その現場に櫻子たちは乗り込む。
今日は心中に見せかけた殺人らしいから司法解剖に回した方がいいと示唆するところで終わる。おそらく次回はその事件が進展するのだろう。しかし第一回目にしては番組自体が地味な感じだったので、次回予告を派手にしないと見てもらえまい。日常ミステリアニメ「氷菓」は最初にキャッチな場面を流して視聴者のハートを掴んでいた。そこら辺の工夫に「櫻子」は欠けていると思った。
旭川市は地元として協力しているから、町おこしに利用したいのだろう。アニメ自体も頑張らなければいけない。
なお櫻子以外に鴻上百合子という同級生キャラも出てきて櫻子さんに嫉妬心をめらめら燃やすそうだ。