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すべてがFになる(1):木曜アニメ

投稿日:2015年10月9日 更新日:

連日ミステリアニメが始まっている。

今日はノイタミナの新アニメで原作森博嗣の「すべてがFになる」だが、このタイトルで四季シリーズも放送するそうだ。だから真賀田四季が影の主役らしい。すでにオーディオドラマでは「四季」の放送が始まっている。ドラマ版では昨年綾野剛と武井咲で放送されたが、それとは番組の構成を変えてくる。

 

真賀田博士の小父さんだろうか、日記を書いているシーンから始まる。ついで犀川准教授(加瀬康之)がくだらない会議から解放される。そして大金持ちの西之園萌絵(種崎敦美)がじいやに起こされるシーン。萌絵は犀川研究室の学生でなおかつ先生と子供の頃から顔なじみなので研究室にいつでも遊びに行ける身分。今日も遊びに来たが、先生が他の院生にコンピュータの調子が悪いと呼び出されて離席した間、萌絵は両親を殺して心神喪失で無罪となった真賀田四季(木戸衣吹)と出会っていたことを思い出した。彼女は地下にいてスクリーン越しでしか話はできなかったが、「あなたは誰ですか」という問に動揺したのが印象的だった。彼女が真賀田博士に会った話を聞き、犀川先生も真賀田が住む妃真加島へのゼミ旅行案に賛成する。

今回はミステリの予感をほとんどさせず素っ気ない。来週から島へ移動して事件に関わる人たちとの顔合わせがあるだろう。花嫁衣装の死体が自動的に動く名シーンはその次かな。

キャラデザは全く面白くない。オールCGでもないのにシオドアの騎士なみの薄い顔だ。天才揃いだから表情をなくしたんだろうけど、やり過ぎだ。

種崎敦美は「となりの怪物くん」で夏目あさ子を演じていたときは大好きだったのだが、その後シリアス路線が多く「残響のテロル」ではヒロインに昇格したがその声が花澤香菜にそっくり似せていてがっかりした。今回は特徴がない声だが、もう少し癖のある声が出せるのに惜しい。木戸衣吹も天才少女を演ずるには若干力不足を感ずる。この作品を通して成長してほしいものだ。

 

 

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