おそらく水島努監督がめずらしく劇画タッチの作品に関わった「監獄学園」(制作JC STAFF)が「ジョジョの奇妙な冒険」が終わったあとの金曜日男子アニメ界を制するものと思われる。旧女子校にはじめて入学した男子学生5人がSMプレーでいたぶられるという単純なものだが、裏生徒会のサディスト側声優が大原さやか、伊藤静、花澤花菜という豪華トリオ。個人的にはSMプレーがきらいだから、流し見する程度か。
キングレコードがキャラソンで稼ぎまくる戦闘少女アニメ「シンフォギア戦姫絶唱GX」の第3シリーズではFISの日笠陽子、南條愛乃、茅野愛衣が悠木碧、水樹奈々、高垣彩陽の味方に付き、水瀬いのりが新・敵キャラ錬金術師として名乗りを上げた。個人的にはこちらを挙げたい。
DVD「シンフォギアライブ2013」をニコニコ生放送で見たが、水樹奈々、高垣彩陽、南條愛乃、日笠陽子という歌の上手いメンバーを揃えているためか、ものすごく評価されていた。主役の悠木碧がビクター系のFlying Dog所属と言うことでキャラソンでしかもだみ声で歌っていたにも関わらずである。主要メンバーが歌うバトルものは本当に強い。
オリジナルロケットアニメ「Classroom Crisis」は大企業がロケット部門のリストラを命じられて部長として赴任するところから始まる。しかし主人公が出世競争のライバルである兄に追い詰められ、ロケット側に寝返るはずだ。その辺から面白くなるだろう。今は様子見。
自衛隊が古代ファンタジーの世界でドラゴンと戦い、エルフ娘と仲良くなるという「GATE」は二回目を迎えてテンポがかなり悪くなった。連続2クールだそうだが、無理があるなあ。自衛隊は集団的自衛権が話題になるご時世だからこのアニメを全面協力して推してるんだろうが。原作も見たがそんなに面白いわけでないし、不安だ。
まず90年代の名作漫画を今さらアニメ化した「うしおととら」、小山力也がとらを演じるので味が出ている。ただどうしても90年代臭はしてしまう。若い子は見ないんじゃないか。
ショートアニメ「わかば*ガール」は「きんいろモザイク」の作者がかつて発表した作品。主人公は西あすかかと思ったが、小澤亜衣だった。毒にも薬にもならない日常系アニメだが、視聴継続。
春から始まった「涼宮ハルヒの憂鬱」のスピンオフ「長門有希ちゃんの消失」はあと一回で終わるそうだ。どうして半端な16回にしたのか?それほど好評とは思えなかったが。この後番組に「プリズマイリヤ」第三期が帰ってくる。
グルメアニメ「食戟のソーマ」は連続2クール目。15回は総集編が入ったが、それほど作画に力を入れているようには見えないのだが、制作のJC STAFFは監獄学園と言いお忙しいようだ。
この曜日は以前の無風状態と違い、今年はなかなか忙しくなった。