「GATE」第8回は国会招致回。ついに特地に住む三人娘テュカ、レレイ、ロゥリィとピニャ皇女、金髪縦ロールのボーゼスが日本の地に降り立つ。
前半は吉野家で腹ごしらえに満足した後、国会招致では原作で福島瑞穂を擬しマンガでは蓮舫を模した幸原議員と三人娘が対決して見事論破する。その中でロゥリィは961歳、テュカは165歳、レレイは15歳ということが明らかになる。後半は各国スパイと特地娘の争奪戦に移り、伊丹の元妻(BL同人作家で食うや食わずの生活)の元へ逃げ込む。
ロゥリィが日本語を話し出したときは驚かされた。また地下鉄が怖いと言って伊丹にしがみつくシーンも大鎌を振り回すのではないかと、どきどきさせられた。種田梨沙は「四月は君の嘘」から仕事に恵まれているようで、今回も三人娘の中で一番美味しい役を持っていく。
戸松遥も三人娘と比べると修羅場をくぐり抜けてきた回数が違うようで、見せ場は少ないがきちんと押さえるところは押さえていた。
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SGは木村夏希とアスタリスク回。前回はうさみんと前川みくが特集されたが、今回はアスタリスクの多田李伊菜がフィーチャーされている。アスタリスクだけ二回採り上げられるのは人気があるからだろう。
常務に新しくロックユニットを作ってみないかと誘われた木村夏樹。しかしやりたいことをやらせてもらえず、李伊菜に愚痴る。一方、李伊菜もみくとのユニットの方向性のズレに苦しむ。しかしみくも苦しみ、ライブでミスを犯す。詫びるみくに対して、李伊菜は「ロックだと思えばそれがロック」と言い切り、夏樹への思いを封じる。夏樹もその様子を聞いていて、李伊菜を「最初で最後のライブ」に誘う。
最後は夏樹も常務のプロジェクトから離れ、色物だらけに膨れあがったシンデレラガールズに入ってしまうのだが、なぜかみく、李伊菜、うさみんとユニットを組んでED。一体どこでロックとキャラが折り合ったのか、知りたいものだ。木村夏樹は総選挙で全く人気がなかったのだが、なぜか後半から準レギュラーに抜擢された。それも理由が知りたい。
次回はいよいよ常務のターンの開始だ。シンデレラガールズの中に手を入れて引っかき回すだろう。