今季はコロナ禍で日本中国の製作流通網が断絶してアニメの供給がストップすることが多かった。したがってかなり予想と違う異常な結果になった。
第一位
推しが武道館へ行ってくれたら死ぬ エイトビット制作
制作が進んでいたおかげで運良く、結果的に押し上げられてチャンピオンになった。ファイサールあいは持っている人だなあと思った。アニメとしては中央を目指す地方アイドルとファンの想いを描いた良い作品だ。
第二位
とある科学の超電磁砲T (JC.STAFF制作)
キャラクタが躍動して、第二期(S)よりもはるかに面白い。残念なことにコロナ禍で制作がたびたび中断して、4月に入っても前半戦を消化していないことだ。
第三位
恋する小惑星(アステロイド) 動画工房制作
安心の動画工房。今回は地学部(地質班、天体班)の活躍を描いている。動画工房の割にためになる作品だった。これで地学も復活してくれれば良いのに。
佳作
虚構推理 ブレインズ・ベース制作
本格ミステリー対象作品が原作。しかも長編小説を一本アニメにしてしまう。初めは覇権候補だった。中盤もかなり行けると思ったが、やはり後半に連続して理詰の推理回が続いたため、だれてしまった。もう少し言葉でなく絵で説明できたらよかったのだが。
佳作
ちはやふる3(後期) マッドハウス制作
後期は盛り上がるポイントが足りなかった。第4期はテレビではなく劇場版かな?
特別賞
へんたつ irodori制作
たつき監督は相変わらずCGアニメの可能性を広げてくれる。今回は3分エッセイアニメだ。おそらく「てさぐれ!!部活もの」にヒントを得たのだろう。
特別賞次点
へやキャン△ C-Station制作
「へんたつ」と同時期の3分アニメであり、タイミングが悪かった。
音楽賞
「火炎放射器とわたし」
七瀬かりん(CV上坂すみれ) 「虚構推理」挿入歌
「超天界カミダイオー」と同じパターンで一回きりの挿入歌が音楽賞を取った。今季の主題歌はインパクトがなく、仕方がない。