面白いアニメもないので、昔のアニメ「のだめカンタービレ」「巴里編」「フィナーレ」を四日に分けて通し見した。
アニメは2007年1月に始まり、2010年3月に完結する。
ドラマは一歩速く2006年10月に始まり、2009年12月からは劇場版に引き継がれ、2010年4月の劇場版後編で完結した。
ちょうどこの時期に二ノ宮知子の漫画も完結して、マルチメディア展開の成功例になった。
実写版の上野樹里とアニメの川澄綾子とノダメ役で比較すると、川澄の方がやりたい放題出来て好感が持てる。音響監督はイケイケだったのだろう。
とても2006年6月まで”Fate/ Stay Night”で川澄がセイバーを演じていたとは思えない。
またシュトレーゼマン役は実写の竹中直人よりもアニメの小川真司の方が振り幅が大きく、良かった。
アニメーションの出来としては、I<II<IIIだと思う。
その違いは監督だ、IのカサヰケンイチからII,IIIの今千秋に替わったことが大きい。
しかし作画は当時のCGのレベルが低く、後半ほどオーケストラの動きが揃いすぎて気持ち悪い。
今の水準で作り直したら、あるいは京アニが作ったらどうなるかと妄想するのも楽しい。