アニメ 鬼平

鬼平 第11話 むかしの男

投稿日:2017年3月21日 更新日:

今回は女性をフィーチャーした回だった。主人公は平蔵の妻久栄(CV岩男潤子)である。

平蔵が上洛したある日のこと。留守居をしている久栄のもとに一通の手紙が来た。差出人は近藤勘四郎と言って昔、隣に住んでいた男である。実は久栄と勘四郎は関係を持ったことがある。しかし勘四郎は人を殺して金を奪い逐電した。娘の処置に困った久栄の親に頼まれて平蔵は妻に貰い受けた。さて久栄が会いに行くと、近藤はよりを戻そうとするが久栄は相手にせず帰ってくる。すると屋敷では久栄が襲われたと偽の通報で大騒ぎになっていた。そしてその混乱に乗じてお順がさらわれた。前もって近藤を付けていた密偵の話で人里離れた隠れ家はその日のうちに分かる。久栄の命で佐島忠助ら部下はそこを取り囲み、火を掛ける。その混乱を利用してお順を救い出し、近藤以下を一網打尽にする。

元火付盗賊改方とは思えないダイナミックな捕縛である。皆殺しも問わずというやり方だ。それだけに見ていて力が入る。

アニメの最後に久栄の「女は男次第、私は幸せ者」という台詞があった。原作では少し違って、平蔵が「昔の男にきついことをする」と言うと久栄は怒りながら「女は男次第でござりまする」と返している。言外に男も女次第と言いたかったのだと思う。

このエピソードは原作第一巻第1話「唖の十蔵」から続く小川や梅吉(本所花屋敷)、霧の七蔵事件の外伝である。実は近藤勘四郎は霧の七蔵の一味だったのである。

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