六花の勇者
犯人が隠した石板をチャモが見つけ、結界の解除方法がわかった。犯人は石板を壊して埋めたナッシュタニアだった。実はナッシュタニア王女は狂魔だったが、両者の和平を望んでいた。ナッシュタニアは逃亡し、後を追うが結界を解除したため逃げ切られる。久しぶりに周りの世界とつながったが、そこに八人目の勇者モモニアが現れる。モモニアはアドレットの知り合いだった。再び疑心暗鬼に陥る勇者たちだったが、アドレットは七人をまとめて再び結界を作動させて魔神城へ攻める道を選ぶ。(終)
最後が尻切れトンボだが原作のラノベはこの後もダラダラ続き、2部終了時点で八人目はアドレットと知れる。どうやら狂魔の催眠術に掛かっていたらしい。アドレットのフレミーに対する気持ちも催眠だったが、術を掛けた狂魔を倒したことによりアドレットの戦う理由がなくなってしまう。
しかし1部と比べ,2部は長すぎるので、コミカライズも見送られた。今後のアニメ化も当然無いだろう。
ファンタジーと推理を組み合わせた意味では面白いアニメだった。これからもこういう方向へファンタジーが進んでいくと広がりがあって面白い。但し、普通のラノベ職人ではミステリを書けない。この二律背反をどう解決するか?
作者が二人(共作)いれば良いのではないか。
Charlotte
場面は変わり、有宇は入院している。
右目を潰されたことはトラウマだったが、あれをハッキリ思い出すと崩壊が発生してしまうので自制しなければならない。
次第に見舞客がやってくる。しかし一向に兄は訪れない。熊耳の死を儚んでいるようだ。
友利が来て、唯一世界中の超能力者を救う方法を伝授する。
それは略奪を持っている有宇にしかできないことだった。
ネットでは相当叩かれていた。
どうやらBAD ENDっぽいエンディングになりそうなのがお気に召さない人が多いようだ。
あんまり中途半端な批判は気にすることはないが、結局このアニメが妹の魅力だけで持たせていたことも間違いない。その魅力を他のキャラに広げられなかった。
こうなったら最終回での一発逆転に期待したい。