のんのんびより りぴーと
前回の韓国人一人作監と違い、日本人の作画監督を5人立てて万全の構えのはずだったのだが演出家の福多潤に若干問題があった。
まず最初は、タケノコ掘りでは小鞠が「かぐや姫がいるかも知れない」とからかったのを、れんげが本気にしてしまう。小鞠がムリヤリ小学1年生に協力させられて、タケノコに「誰かいませんか」と声を掛けてから掘るシーンが面白かった。
しかし途中でひなたぼっこのシーンが続き、縁側からの定点カメラでひなたぼっこしている様子を写すという実験的(手抜き?)演出をしていた。その原画担当は引いた四人の絵しか描いてなかった。絶対に動画マンが足りなくて、時間がなかったせいだと思う。少し残念だったが、中にはこの実験的演出を気に入っているものもいた。
最後は改めて主要メンバー九人全員(れんげ、小鞠、夏海、蛍、一穂、駄菓子屋、ひかげ、このみ、兄)が集まって花見をしながら旬のたけのこごはんをいただき、写真を撮ってよい思い出を作っていた。
総じて第一期に勝るとも劣らぬ第二期で、ひかげやこのみのキャラが前期以上に活躍して準レギュラーにも厚みがあった。
もちろん、前期から恒例となった四話のれんげ感動話や十話のれんげ、駄菓子屋の昔話も最高だった。
ただギャグだけの話でなく、涙がほろりと出る話や背景美術もフルに満喫できた。
今シーズンのアニメの中で一番の出来だろう。
第三期は原作ストックがないから今すぐは無理だろうが、劇場版でよければ来年の春か夏あたり沖縄旅行編をやるだろう。
赤髪の白雪姫
城の国民解放日。白雪はお芝居を代役を頼まれるが・・・
第二期は来年一月からとのこと。