今日のゲストは,男女の法則を破って,またまた大物の釘宮理恵。双葉がドラマCD「スパイラル・カフェ」を収録したときのヒロイン役でご登場だ。先週の堀江由衣からの「とらドラ」つながりか、もちろん畑健二郎原作のアニメ「ハヤテのごとく」ヒロインでもある。次回は「ハヤテのごとく」主役の白石涼子かな。でもくぎゅうは田村ゆかりや堀江由衣と違い、結構地味な出演だった。もちろん実物を美しくデフォルメしているからご本人は大満足のはず。
さて今回のストーリーは、デビューCDとPV収録など忙しい毎日を送るイヤホンズの三人。双葉は「スパイラル・カフェ」がアニメ化されるとの告知を知り、いつお声が掛かるかと気が気でない。しかしWebラジオ本番中に目の前で鈴がアニメ「スパイラル・カフェ」でユマ役(ドラマCDで双葉が演じた役)を演じることになりましたと宣伝する。双葉は闇に落ちてしまい、イヤホンズのメンバーと顔も合わせられない。思い余って汐留先輩(生天目仁美)に相談する。汐留は声優なら良くあることと冷静に答え、声優は夢がある仕事と思っていたという双葉の言葉にも,お客さんに夢を与えること-それが声優!と現実を教え込む。
そんなことは我々素人でも知っていることだと思うのだが、敢えてそれをハッキリ言葉に出して言って双葉の目を覚まさせるのが汐留の優しさだった。
そして双葉と鈴の和解、何も知らず空気も読んでないいちごのナイスフォロー(いちごのケーキなんか払うなら公共料金払え)で万事丸く収まる。
最後に再び汐留と釘宮の共演シーンがあり、柄にもなく青春に当てられてとため息をつく汐留に対して、くぎゅうは大丈夫よ、誰もが越えてきた道だと優しく答える。
☆
今回はこのアニメが単純な声優のお仕事紹介番組でない面を見せてくれた。
タイトルからは予想しなかった釘宮の登場から急転して、まさかの闇落ち回だった。
ただ原作が4コママンガベースだからそれほど深刻にならず、先輩のアドバイスだけであっさり解決する。
一方、デレマス17回では闇に落ちた城ヶ崎姉妹に、周囲との対話を通して二つの気づきがあり流れを変えてくれる。
その辺はデレマスと比べて脚本家の腕の違いだろうなあ。