いよいよ魔脊山へ突入する。
三つの関門がここにはある。
まず第一の関門は亡者の谷。ゾンビがうろついているので刑亥が死霊術で倒すはずだったが、チューニングがうまく行かず、結界から出てしまった殤不患が一人で戦う羽目になる。
第二の関門は傀儡の谷。巨大な岩石で出来た傀儡が敵だ。首の裏が弱点だが、狩雲霄の矢が当たらない。動き回っていてロックオンされてしまった殤不患が飛び移り何とか弱点を潰して止めるが、殤の怒りはおさまらない。
おそらく鬼鳥や狩雲霄、刑亥は西から来たという殤不患の腕前を知りたかったのだろう。殤も自分が試されていると悟って怒りを爆発させたと考えられる。
次回は六人が二手に分かれて第三の関門に挑戦する。