2018年冬 りゅうおうのおしごと! アニメ

りゅうおうのおしごと! 第7話 「十才のわたしへ」 メンマ降臨!涙と感動の桂香回

投稿日:2018年2月20日 更新日:

山刀伐に追い込まれたクズ竜王は、時間を全て使い果たして、三手連続限定合駒などあらゆる変化を読み込みついには逆転勝ち遂げる。
その様子を自宅のiMacで見ていた桂香と銀子桂香は何が起きたのか訳が分からない。銀子はクズ竜王が読み切っていたことを見抜いていた。
研修会で降級点が付きかかっている桂香は銀子にナイス土下座をして将棋を教えて欲しいと頼む。そうすれば銀子が断れないとわかっていた確信犯なのだ。
桂香を指導して、昔よりも弱くなっていると銀子は断ずる。そして桂香は自分を弱いと見限って他人の空真似ばかりしている、昔の桂香らしい思い切った将棋の方が好きだったと言う。
桂香は、やって来たことを振り返ろうと過去の自分の棋譜を調べる。その間に昔、自分が未来の自分に向けて書いた手紙が挟んであった。
いよいよ研修会当日、桂香のただならぬ殺気にクズ竜王は驚く。初戦、桂香は天衣と平手で対決した。以前駒落ちで敗れた相手だったが、今回は年下でも煽って幼女の心理をかき乱す。さらに天衣が得意とする一手損角換わりを使ってペースを握り守りを固めて、ついには届けを刺す。天衣が挨拶もせずに退席しようとすると、「アイサツ(しなさい)!」と一喝する。
続いての対戦相手はあいだ。相振り飛車の戦いとなったが、あいは穴熊に守って戦いに消極的だ。桂香は嵩にかかって攻め続ける。
桂香の一方的展開かと思えたが、突然あいが泣き出し普段から優しくしてくれる桂香に降級点を付けたくないため手を抜いたことを告白し、それでも負けず嫌いなので勝ちたいと言う。そして追い詰められてから「こうこうこう」が出てくる。馬を切って続けて龍を切って一見支離滅裂に足掻いているように見えて見事に桂香の陣地を崩して行く。これが生石玉将から教えられた「捌き」の奥義だった。
一気に流れが離れていった桂香はめげそうになるが、そこで過去の自分が20歳の自分に送った手紙の内容を思い出し(初心を思い出し)もう一度奮起して「かかって来んかーいと叫ぶ。クズ竜王はすっかり桂香が壊れたと思うほどだった。
しかし実量の差は大きく、結局桂香の投了となった。桂香はあいに「気まずい思いをさせてしまってゴメン」と謝る。
すると何を考えたのかまであいに土下座をして、先日の試合で感情的になってあいに嫌な気持ちにさせたことを謝る。さらに銀子がやって来て、着せ替え人形ではない桂香さんらしい将棋だったと賞賛する。
帰宅した桂香は師匠である父に今日負けたら研修会を辞めると言って家を出たのだが、これからの将棋に関わる仕事を続けていきたいと宣言する。そして昔の手紙を見せて、親の同情を買った上でこれからも師匠でいてくれと土下座して頼む。まんまと泣き落としにかかった師匠は、娘が一生ニート宣言をしたのと同じことだとも気づかず、「当たり前やないか」と泣き出す。
ある日の公園のブランコに二人の人影。一人はクズ竜王、もう一人は桂香だ。桂香はあの研修会の日に覚悟していたことを伝え、その上で諦めきれずもう一度足掻くことを決心したと言う。ホッとするクズだったが、クズに対してもし女流棋士になれなければ竜王夫人にしてくれる?と桂香は尋ねる。実はおっぱい星人だったクズはもちろんオッケーだが、桂香はでも一番好きなものは将棋なのとはぐらかす。
誰を主人公にするかによって、全然意味が変わって来る話である。桂香は25になり、強かになっていたが、それだって彼女が将棋を好きと言う初心を忘れなかったからだ。
彼女は打算的な大人になった。おそらく父との会話、クズ竜王との会話も打算の産物だ。それを批判できる大人はこの世にいない。誰しも経験があるからだ。
それから原作厨がネットでうるさい。初めからこのアニメは原作を読んでいない人のためにダイジェスト版をアニメにしてお送りしている。原作を読んだ人は見る必要がないのだ。
たしかに今回の感動的なエピソードぐらいは炉利を制限して桂香を主人公にして描いたほうがいいのではなかったか。この意見も納得できるのだが、プロデューサーの立場になってみれば、1クールで予算を取ったのだから、詰め込んで原作をできるだけ先まで大雑把に紹介しようと考えるのは当然。特に最近DVD売上が上がらないから、コミックと原作売り上げを目標にしても仕方がない。
あえて言えば、誰かに責任をなすりつけたければ、製作委員会で最も力を握っている間抜けなスクエアエニックスが悪いのだ。
10才の桂香が語るシーンは「あの花メンマが蘇ったのかと思った。今となっては「日高小倉よ私の技を見たか」と言う茅野愛衣渾身のロリ《略語》演技だった。日高里菜も良かった。

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