今年の勉強合宿は山だ。この辺り、アニメのセオリーなら海辺の臨海学校で水着回なのだが、由緒正しい夏目友人帳はあくまで白泉社の少女漫画なのであった。しかもセイレンのように野生の鹿に襲われたり、男女が一緒に夜の大浴場に入って先生が乱入したりしない。あくまで健全ムードだ。
三つの面を祀ってある祠がある。しかし夏目には四つあるように見える。一つは夏目にしか見えないもの、妖だろうか。
ある日、豪雨が降り川が溢れる。幸い宿舎は無事だった。
翌日晴れ上がったが、ニャンコ先生を見つけてしまう。夏目の荷物に紛れ込んだらしい。そのとき、川下りの舟に長い黒髪の女がシュノーケルも付けずに水中を覗いている姿を見てしまう。さらにニャンコ先生は、学生に見つかって咄嗟に茶色いうり坊に化ける。
その後、先生や学生が妖怪面をつけているのを夏目は見るようになる。
アクション回かと身構えていたが、終わってみればまた良い話だった。でもお子ちゃまには物足りないようだ。前回ほど評価は高く無い。だからと言ってシリアス回だともっと低評価になる。
個人的にはさとりなとみゆきちが出ただけで最高である。
友人帳なぞもう要らない、こんな感じを続けて蟲師の二代目を継げばいい。
と思ったら、来週は名取が出て来て友人帳を探す話のようだ。