小太郎は、テスト期間中に小説賞の発表があったが落選していた。落ち込んだ彼はLINEで茜に慰められる。
悩んだ時は無心で本を手に取れ、そこに人生のヒントがあるというジンクスが文芸部にはあった。小太郎が図書館で太宰治の「チャンス」を手にすると、恋愛は意志であると書いてあった。
試験が終了すると週末には茜の陸上部大会が待っている。一方その日は小太郎には川越まつりのお囃子の練習があった。そして女子が、陸上部の拓海が大会終了後に茜に告ると、噂しているのを小太郎は聞いてしまう。
ちなみに夏目漱石が” I Love You “を「月がきれい」「月が青いから」と訳せと言ったのは都市伝説である。
余計な音響が少ない静かな展開だったから、最後に二人で月を見ながら告白まで行くとは思わなかった。
小太郎が神社で茜のために500円を賽銭にしてお祈りするシーンで、挿入歌としてかかった東山奈央がカバーする村下孝蔵の「初恋」は思わぬ破壊力があった。この歌詞でも女生徒は陸上部所属だったからだ。ボロボロ泣けてきた。
ここまでは怖いぐらいに順調だ。これからどのような展開が待っているのか?嫉妬だったり、進路が分かれたり、いろいろマイナスの面が出てくるんだろうか?村川梨衣が余計なことをしそうで、逆に心配になるw。