映画でも驚かされたが、西岡が異動すると急に話が13年飛ぶ。
馬締は辞書編集部の主任になり、香具矢と結婚している。香具矢も店長になっている。子供はいない。荒木、松本、佐々木は相変わらずであり宣伝部の西岡もちょくちょく顔を出す。
そんなところへファッション編集部の若い女子社員岸辺が異動してくる。岸辺は整理整頓が得意だが、どうしても辞書編集部の雰囲気に馴染めない。
岸辺は香具矢の店での飲み会を抜け出すが、途中で西岡に見つかる。そして岸辺は、西岡に右を定義しろと言われる。
お母さんのタケさんもなくなり、香具矢さんは職人キャリア志向だったので、夫婦で話し合って子供は作らなかったのかな。
さて言葉の感覚が鋭敏な上、新語にも強い岸辺という新メンバーを得て辞書編集部はいよいよ大渡海完成を目指します。