先行するエイシンヒカリと差すモーリスの戦いと目された。
しかし他にも府中得意のルージュバックやG1馬リアルスティール、大阪杯の勝ち馬アンビシャスなど伏兵が出走している。
パドック:
人気の各馬は良い雰囲気。モーリスはいかにもただ一頭マイラーが混ざっているようで鶴首にしている。しかし周回後半にエイシンヒカリが暴れ出した。影響が出なければいいが。
レース:
良馬場だが少し時計のかかる馬場のようだ。
1枠のエイシンがすんなり逃げたが、何と大外のラブリーデイが気合をつけて二番手。ロゴタイプはやはり先行。モーリスは好位につけた。リアルスティールは中団待機。ステファノスとアンビシャスは後方待機。
前半は60.8、スローでエイシンのペース。しかし直線を向いてエイシンは馬群に飲まれラブリーデイの方が先頭に立つ。そしてムーア騎手のモーリスは間合いを図って、確実なところで先頭に立ちゴールイン。勝ち時計は1:59.3で上がりは33.8。上がりの競馬だった。リアルスティールは外から差してくるが2着まで。ステファノス、アンビシャスは追い込むも3、4着止まり。
好位付けできたモーリスはここでは力が違った。エイシンが万全でも彼には勝てなかったかもしれない。でも安田記念の敗戦は何だったのだ。
エイシンは直前の入れ込みが全て。レース前には終わっていた。
リアルスティールは残念、国内G1に縁がない馬だ。
ステファノス、アンビシャスはもっと前につけるべきだった。
ロゴタイプは5着に入着。