第4話をして「しまむら」の協力を取り付けず「しもむら」にしてしまったために失速した感があったが、実は第四話最後に「つづく」とテロップが出ていたのであり、第5話への長い伏線だった。
ひびきとまちはしもむらで服を買って帰ってくると、あまりのハイカラぶりに村人を驚かしていまう。なつはその程度の服装では驚かないが、驚いた振りをして、またひびきにまちと遊んでやってと頼む。ひびきはまっぴらと言いながら、うちに来るなら大人の遊びで遊ぼうという。まちは嫌われたと思ったが、なつはひびきがまちがファッションリーダーとなることを期待していると察する。
村で将太が自転車泥棒をやってお仕置きを受けることになり、ほこらに連れて行かれる。洞窟の前ではまちが待って構えていた。その中には牢があり、ナツが荒ぶっていた。その中に閉じ込められて将太はナツに食べられると思い、失神してしまう。
帰り道で良夫が実はひびきにまちと遊んで欲しいと頼んだと告白しようとするが,どこからともなくひびきがやって来て「こいつのためにやったんじゃない」とツンデレみたいなことを言う。ナツも話をひびきに合わせるが、KYなまちは事の真相を明らかにしようとする。
ナツはまちに日本人として大切な「空気を読む」ことを解説してひびきを解放しようとするが、まちは全く空気を読めずついにひびきが良夫のことを愛していることがばれてしまう。ひびきは凶暴なヤンキーと化して、一暴れして帰って行く。
その夜の風呂でまちは女の子らしく人が人を好きになるロマンを感じていたが、ナツは都会でまちが悪い男にだまされる図しか見えなかった。
あくまで第4話は第5話と続きで見なければならない。それを第4話だけでつまらなくなったとほざくのは典型的な厨坊だ。でも第4話と第5話のひびきに関するとことだけ取り出して、第4話にすれば厨坊も文句を言わなかった。視聴者のレベルを見誤った演出の失敗、ひいては演出を分けた監督の責任でもあった。