第6巻第40話、聖が普通二輪免許を取ることができた直後の話をOVA化した。
ゲスト声優は上坂すみれだ。
何とか聖は教習所で合格した。
今日は早川に送迎される最後の日だ。みんなは早川の若い頃の話が聞きたがる。そこで彼は一枚の写真を見せる。そこにはメイド服の美少女と少年の姿が並んで写っていた。その写真について詳しく聞きたがったが、早川は口を濁す。
帰途、聖が早川のサイドカーに乗っているといつの間にか運転している早川が写真の美少女(上坂すみれ)に変身していた。三ノ輪家は女系家族だったので早川の若い頃は女装を強制させられたらしい。
後日、バイク部のメンバーが新車を見るため聖の家を訪問した。そこには写真に写っていた美少女メイドがいた。聖はとっさに早川の孫だと嘘をつく。
聖が新車を取りに行ってる間にその美少女はバイク部の面々と仲良くなる。
聖が帰ってきても話題の中心は美少女なので、聖は怒って一人で道路に出て行く。しかし自動販売機のところでこけてしまい・・・
エンディングはあの名曲「バイク部勧誘の歌〜こんな乗り物はいやだ」、
つまり「ホンダヤマハスズキカワサキ♪」である。
話としてはファンタジーだ。奥様が二人の写真を撮るシーンや映画「大脱走」のバイクによる疾走シーンはアニオリだろう。また一緒に写っていた少年ぽい子供とライム先輩との間に何らかの関係があるようである。
上坂すみれを単なるゲストに使ってしまうには、ややもったいないエピソードだが、アニメのキャラデザからは、すみぺがぴったりという気もする。ライム先輩との関係はまだ分かっていないから、一回だけのゲストではないのかもしれない。
OVA版を買うべきかと言われれば、中古版が安くなってからでいいと思う。前のOVA同様、作画が手抜きなのである。ただエンディングは映像だけ凛、千雨の入った6人バージョン(音声は3人のみ)だ。
そして、漫画の9巻自体は買いだ。
千雨の父が仕掛けた女子高生レーシングチームが7時間耐久レースに出場すると聞き、対抗意識を燃やす千雨はバイク部で千雨チームとライムチームの2チームを作りレースに挑戦する。なかなか面白い。