魔法使いの嫁 第12話「Better to ask the way than go astray.」

前半最後の回。このアニメらしく美しく締める。

チセはいつの間にか杖作りで集中しすぎて疲れて寝てしまった。目覚めると魔法の杖が完成していた。リンデルは早速貴重な宝石とチセの髪を数本使って、杖を仕上げる。

その杖をリンデルから渡された途端、老ドラゴンのネビンの幻視の世界へと誘われる。自己否定を繰り返すチセに対して、ネビンはチセの両親に感謝すると述べた。そして自分を使って自由にどこでも行けと言う。

幻から覚めたチセはリンデルに別れを告げて、エリアスの元へ化学忍法火の鳥を使ってひとっ飛び。エリアスにあった途端に急激に魔法を使ったので、チセは眠ってしまう。

夢の中でチセは妹が母のお腹の中にいるとき、父も母も自分に優しくしてくれたことを思い出す。

朝風呂を浴びて、エリアス、ルツ、シルキーとともに朝食を摂って、チセは幸せを感じるのだった。

これで最終回でいいのではないかというほど、稀に見るほど美しい回だった。
ところが一月からすぐ第2期が始まるのだが、エリアスが闇落ちして、チセが三行半を突きつけるというショッキングな内容らしい。
雰囲気がガラリと変わってしまうようだ。今期の内容が気に入っていただけに複雑だ。