蠍瓔珞(カツエイラク)の手に渡った魔剣が喪月之夜の他にもあると踏んだ嘯狂狷(ショウキョウケン)が、今朝から西の街道に待ち伏せをしていることを凜雪鴉(リンセツア)から知らされた殤不患(ショウフカン)は事情を察し、急ぎ街道へ向かう。
一方、最後の魔剣だけは死守しようと、人気のない道から逃げる蠍瓔珞の前に、身を潜めていた西幽衛兵が現れ立ちはだかる。
前回諦空(テイクウ)が蠍瓔珞の相談に乗るという変な引きだったが、今回はぶっ飛ばされた。
諦空の教えにより東離からの脱出を図る蠍瓔珞は、嘯狂狷に国境近くで追い詰められ、魔剣妖姫七殺天凌をサヤから抜いてしまう。その途端に衛兵達は魅入られたように次々と七殺天凌に自ら斬られてしまう。まるで魔剣が吸血鬼になったようだ。そこへ殤不患、浪巫謠(ロウフヨウ)が飛び入り、七殺天凌を持つ蠍瓔珞と対峙する。
七殺天凌を我が物にせんと気が狂った嘯狂狷を浪巫謠が抑える間に、殤不患は蠍瓔珞と斬り合うシーンで引きになった。前回の地味な終わり方と正反対w。
東離剣遊紀はこうでなくっちゃ。
衛兵共はみんな輪切りにされていた。地上波では出血シーンは白黒映像だったそうだ。流石、虚淵玄だ。前作より派手になっている。