これは日本でテレビ放送中のアメリカ版学園ものバトルアニメ「RWBY Volume 1-3: The Beginning」のVolume 2に当たる。Amazon ビデオの有料配信で見た。今時日本でもなかなか見られないチープなCGアニメ(例外・けものフレンズ)だが、アメリカ産だけあってスピード感はゾクゾクするほどズバ抜けている。
RWBY三部作の第二期は日本では既に2016年に劇場版公開が行われ、BDが発売されている。今秋の第4期劇場版上映を前にして、今夏に第1期から第3期までテレビ放送されている。おそらく今年8月頃この第2期が放送されるだろう。劇場版では2時間30分だったが、テレビ版では編集されて短縮されると思う。
第1期のYoutube配信版や日本の劇場公開版と比べると、第2期はモブの顔が書き込まれ、キャラの動きもスムーズになった。ずいぶん予算が増えたようだ。関連グッズの販売で利益を出すビジネスモデルだったから、世界的に売れたのだろう。この辺りも「けものフレンズ」とよく似ている。
まず第2期から登場するエメラルドとマーキュリーが組織から逃亡を図った書店主を暗殺するシーンから始まる。すると場面は切り替わり、チームRWBY(主人公ルビーの属しているチーム)とチームJNPRがアメリカの学級崩壊したガキらしく学園食堂で食べ物をおもちゃにして大暴れしている。この場面はスピード感あって素晴らしい。グリンダ先生が食べ物を粗末にするなと怒ると、場面はガラッと変わってエメラルドとマーキュリーがローマンに勝手に動くなと叱られている。そこへボスのシンダーが現れいよいよ次の段階に作戦は移ると言う。以上が全12エピソードの第1話だ。
実は第2話でシンダー、エメラルド、マーキュリーがビーコンアカデミーに留学生に化け侵入する。第7話でシンダーが警備員たちを倒してアカデミーの機密データにアクセスし、その姿を見たルビーは単身戦いを挑むがアイアンウッド将軍が来たため逃げられる。第9話から事態を重く見た上層部はホワイトファングのアジトを探すため討伐隊を組織する。そしてハンターであるウーブレック博士とRWBYはチームを組むことになる。チームが派遣された地域は一見なんの変哲も無い廃墟だったが、ルビーがたまたまホワイトファングを見かけて追っていくと地盤が緩くて地下へ転落してしまう。そこには秘密の空間が・・・ここからはカッコ良いので各自でご覧ください。
Youtube なら字幕版が無料で見られます。
第1期より第2期の方がRWBYの活躍する場面は多かった。しかも危機一髪のシーンが多く、ヒヤヒヤした。
さらに新メンバーもエメラルド、マーキュリーそしてトーラスと敵の方が多士済々である。
配役
エメラルド 井上麻里奈
マーキュリー 緑川光
トーラス 中村悠一
劇場版では省略されているが、各話のEDはいくつかあってどれも素晴らしい。
そして第3期に続く。そこでは虚淵玄並みのショッキングなシーンがいくつか見られる。あまり特定のキャラに思い入れを入れるとショックが大きそうw。
第一期の記事は当ブログ内の次のリンクをご覧ください。
RWBY(ルビー) Volume 1 日本語吹替版 ワーナージャパン 2013
今期のアニメはほぼ全滅状態だから、これを覇権にしても構わないのだが、いかんせん過去の制作作品で既に劇場版を公開しているのがネック。
次のリンクはこのアニメ「RWBY」と「けものフレンズ」の関係を考察(空想w)しているブログ記事です。ついでにご覧ください。
Youtube配信アニメRWBY (ルビー) 米国 2013 と「けものフレンズ」の関係
関連