ワイルドハントとは、精鋭のワイルドハンター部隊が訓練としてゴーストを12日間で全て捕えるもの。最終日にはブライトンベリーにやって来るのでルーナノヴァの先生も生徒も楽しみしている行事だ。
コンスタンツェの作ったロボット、スタンボットが通りがかって部品を落としたので、アッコが渡そうとしたら踏んずけてスタンボットを壊してしまう。コンスタンツェに謝りに行くとワイルドハント用に乗り物を作るため秘密の作業室にこもっているとアマンダはいう。コンスタンツェのベッドにアッコが座ると、サンダーバードのように作業室に猛スピードで運ばれる。そこでコンスタンツェは空飛ぶ戦艦を作っていた。アッコはコンスタンツェに謝るのだが速攻で部屋に追い返されてしまう。
コンスタンツェはオリハルコンの泡立て器を厨房から借りたいのだが、コミュ障の彼女は交渉事が苦手だ。そこでアッコが代わりに借りてあげる。それ以来コンスタンツェのパシリを文句一つ言わずこなして、彼女の信頼を勝ち取る。アッコもアイデアが湧いたので絵を描いて見せると、コンスタンツェのインスピレーションにも火がついて早速戦艦に何かを実装する。
いよいよワイルドハント当日の夜になって、コンスタンツェとアッコの戦艦は空に向けて出航する。そしてハンター達と混じってゴーストを退治しているが、謎のカラスが「ヒッチコックの鳥」のように人々を襲い始める。ハンターが応戦すると、合体して巨大カラスに変身する。そこでアッコは「熱い魂、魔力に変えて、光れ正義の7つ星!信じる心が我らが魔法、魔導戦士グランシャリオ見参」と叫ぶと、戦艦はまるでグレンラガンのようなロボットに変形している。
しかし変身に魔力を使いすぎて、カラス怪獣にサンドバック状態にされるのだが、アーシュラ先生の機転で魔力が供給され再び動き始める。最後の必殺技はドリルハンドで「ミラクルマジカルシャイニング・トルネードパーンチ!」
今回もクロワ先生が裏で糸を引いていた。アーシュラ先生とクロワ先生も一触即発状態になっている。
村川梨衣がコミュ障のコンスタンツェ役をやるなんて意外だ。スタンボットのやかましい声も彼女が盛大に出していたが。
今回、第五の言の葉も前回のダイアナの事件も未解決のままだ。宿題はどんどん溜まっていくのだが、このグレンラガン回も捨てがたい。
ちなみにグレンラガンはガイナックスが著作権を持っているはずだが、trigger はガイナックスから分離独立した会社だ。おそらくいまだに友好な関係を築いているのだろう。
「天空突破グレンラガン」のメカデザイナーは吉成曜、つまりこのアニメ「リトルウィッチアカデミア」の監督だ。