藤沢厩舎のキンカメ産駒レイデオロが内枠に入り一番人気。同馬主の関西馬グローブシアターが二番人気。武豊のサングレーザーが三番人気。
レースはニシノアップルパイが逃げたが4角で捕まり、直線に入ってアドマイヤウィナーとサングレーザーが先頭を争うが内に入っていたマイネルスフェーンがスルスルと間を衝いて先頭に迫る。しかしキャロットの二頭もじっくりと差してきて、中を割ったレイデオロが馬群を突き抜けて優勝。最内を突いたマイネルスフェーンは惜しくも2着、外を回らされたグローブシアターは3着となった。
レイデオロはなかなかつよい勝ちっぷり。時計2分1秒3も有馬記念の勝ち時計2分32秒6からすると、2歳なら非常に優秀。
問題は藤沢厩舎、2歳から使い始めるとクラシックまで持たないかマイラーになってしまう。青葉賞から発進してもダービー2着止まり。このジンクスを克服できるか。