最終回のゲストはまさかの沢城みゆき。ガヴリールの姉ゼルエルの声を演ずる。そのせいか出演者全員がなかなか引き締まって、テンポの良い回だった。花澤香菜一人だけではこれほど声優仲間を引き締める力はまだないのだろう。
突然、姉ゼルエルがやってくると聞き、ガヴは姑息にも良い子のフリをして見せる。しかしゼルエルは全てをお見通しだった。一週間天界に連れていかれて、再教育をされる。地上に帰って来たガヴは堕天する前に戻ってしまい、第1話前半の状態になってしまう。ラフィエル、ヴィーネ、サターニャは真面目なガヴに何か物足らない。
オーラスは服だけアパートに残って本人が転移してしまう方が面白かった。
アニメシリーズ全体では後半よく盛り返したと思う。これはサターニャを中心に持って来たせいだ。ガヴリール役の富田美憂も良かったが、シンデレラガールズで空気だった大空直美がまさに立命館大学卒の本領を発揮してから面白くなった。第二期があっても、サターニャをこき使えば成功するかもしれない。