三が日が過ぎて、初の試合。辻井九段との獅子王戦順々決勝だ。辻井はダジャレばかり言っているがA級に在籍する強敵。泥仕合に持ち込んでなんとか破った。
次の準決勝は島田八段戦、決勝はおそらく藤本九段とぶつかるだろう。その藤本と会館でばったり出会う。彼とは浅からぬ因縁があった。香子の不倫相手だったのだ。両者の間に入ったのが、漁から釣果を持って帰ってきた神宮寺会長だった。会長は三が日に桐山が三姉妹に世話になったことを知っていた。
たくさんの魚をもらって桐山は川本家を訪れる。みんなはご馳走だと大喜びしてくれる。桐山は夕飯をご馳走になるが、泊まっていってというモモの言葉に、大事な試合の前だからと辞去する。
OPがYukiの歌に変わった。原作者のお気に入りだ。るろ剣の主題歌を歌っていた若い頃と違って随分おとなしい声になった。
将棋対戦の修羅場をニャー将棋も交えてゆるく描いて、人間関係の修羅場は思い切り暗く描き、鬱憤が溜まったら土産を持って川本家へ行くというのが、このアニメの「勝利の方程式」だ。