異動直前の西岡が執筆を依頼していた小田教授からようやく原稿が届く。しかし執筆要領を読まずに書いたものらしく、字数制限オーバーしたうえ主観丸出しの文章だった。馬締は思い切って余計な部分をばっさり削除する。小田教授は怒って西岡を呼び出し、土下座を求める。西岡は小田の食べている弁当が愛人のお手製であることを見抜き、窮地を脱する。
今回は西岡の有能ぶりがフィーチャーされた。たとえ辞書作りとはいえ対人スキルは必要だ。これからは西岡の穴を馬締が埋めていくのだが、心配される。
西岡も馬締の仕事ぶりに影響されて辞書編集部に溶け込んでいただけに異動は残念。
それにしても辞書に主観的文章を垂れ流す小田教授も酷い先生だ。高校生でもそれぐらいわかるだろう。新明解国語辞典は多少主観が入っているが、ユーモアがあるからいいのだ。