前回の怒濤の反撃で美雲が傷つき今回は、突然の全シリーズ総集編回だった。
大学に入った年の秋から始まったテレビアニメ「超時空要塞マクロス」が映画化、シリーズ化され30余年経った。
リン・ミンメイ以来、多くの歌手が歌で平和な世界を実現してきたが、その一つ一つが今回死の商人役を演ずる藤原啓治によって紹介された。
まず2009年を描いた初代マクロス、その30年後のマクロスプラス、さらに5年後を描いたマクロスセブン、その15年後を描いたマクロスFの歌手と歌が勢揃いした。(マクロスΔはさらに10年後を描いている、マクロスIIはさらに30年後の未来の出来事、マクロスゼロは2008年の出来事)
初代マクロスでは主人公リン・ミンメイ役を飯島真理が演じ歌った。清潔なニューミュージック歌手とロボットアニメのコラボがもの珍しい時代で、友人たちは夢中になった。ところが自分は当時ひねくれているから醒めていた。しかしあれから34年も経つと懐かしさが一杯拡がってくる。
さすがにマクロスFとなるとよく覚えている。新人中島愛とプロ歌手May’nのデュエットが実に新鮮だった。
またバール・シンドロームがマクロスFのバジュラが残していった細胞レベルの病気であり、ミラージュがマクロス7に出てきたミレーヌの姪だということもわかった。
これで残った謎は、はたして美雲がどうなったのか?
また歌は兵器だという言葉はフレイアに刺さった。このトゲは大きくなるのか?