2018年夏 アニメ ベストアニメ

2018夏ベストアニメ決定!! 覇権を奪ったのは「ハイスコアガール」か「あそびあそばせ」か?!

投稿日:2018年9月30日 更新日:

最近、水着シーンが年中一般化して、夏の風物詩が無くなったことで、夏期アニメは盛り上がらなくなった。昨年夏に水着シーンのほとんど無い「アクションヒロイン チアフルーツ」が覇権を握ってしまった。

しかし今期夏アニメはストーリーSFあり、スポ根あり、ギャグありで、水着は少なくとも久々に見応えのあるものが集まった。

 

第一位 ハイスコアガール(第1クール)

今期のベストアニメは、大本命である「JC STAFF」制作、山川芳樹監督の「ハイスコアガール」だ。8月の末に一度は「Free! To the Destiny」が交わしたが、HSGがすぐ差し返しさらに突き放しての圧勝だった。
90年代の格闘ゲームにまつわる熱狂を知っている40代男性には馬鹿受けは当然だが、素朴なラブコメである点が、より上の世代にも支持が広がった
まだアニメは終わったわけで無く、来年3月のNETFLIX第13話から第15話まで続く。ますます困難な道を進むハルオだが、大野との関係はどうなるのか?!日高の運命は?!(ちなみに原作は終了したが、俺タタエンドだった。アニメの方は第15話で第一期終了となり、第二期ありと見た)

 

第二位 シュタインズ・ゲート ゼロ(第2クール)

WHITE FOX制作、川村賢一監督作品「シュタインズ・ゲート ゼロ」は前作「Steins;Gate」が偉大すぎて、第一位にはなれなかったが、第2期作品として非常に綺麗な結末だった。第一期と違う世界線上の外伝的な立場であり、原作ゲームのエピソードをアニメ化して、それでいて第一期の第23話βを補うという複雑な脚本をよくぞここまで仕上げたと思う。
ただ、エピソードを刈り込んで全13話にすれば覇権を奪えたであろう。

 

第三位 あそびあそばせ

第3位はLerche制作、岸誠二監督の「あそびあそばせ」である。JC三人組のきららアニメと思わせておいて、全くの表紙詐欺であり、どぎついギャグと層の厚い出演者たちで笑わせてくれた。あまり品がないので、一度もトップには立てなかったが、安定して上位争いに顔を出した

上位3作品は平均8点台である。実は第二位「シュタゲ ゼロ」と第三位「あそびあそばせ」は大接戦だったが、最終話で逆転した。その差は6厘差である。ストーリー性のある作品は、最後の爆発力が大きい。

 

佳作

 

佳作は二作品。ともに得点は7点台である。

第4位は京アニ作品の「Free! Dive to the Future」、今期期待のスポーツアニメだったが、終わってみれば老舗の「Free!」だけが上位に食い込んだ。主人公の中学時代を描いた2014年の映画「ハイスピード」(「Free」の原案) を伏線に使い、見事に回収している。さらに東京オリンピックを前に第4期か劇場版を作るようだ。京アニも腐女子がこの世にいる限り安泰だ。

もう一つは、david production制作「はたらく細胞」が入った。なかなか珍しい医学アニメだった。血球細胞を擬人化しているのが、医学生物学を学ぶ子供だけでなく、保育園児から大人まで幅広く受けたようだ。

佳作には入れなかった、女性主人公のスポーツアニメ二題は、残念ながら後半大きく失速した。
当初二位に付けていた「はるかなレシーブ」は、尻フェチ向けの水着を前面に出したビーチバレー・アニメ作品だが、試合のシーンでテンポの悪さが目立った。

はねバド!はバドミントン・アニメだったが、主人公の闇落ち期間が長過ぎて、爽やかさに欠けた。

 

優秀アニソン

今期のアニソンは低調だった。その中でも声優歌手でなく本職の歌手、テクノミュージシャンやくしまるえつこが歌う放課後ディストラクション」が今期のアニソンの中ではズバ抜けていた。「ハイスコアガール」のEDだ。

 

優秀キャラクター

「はたらく細胞」に登場した、可愛らしい血小板ちゃん(CV長縄まりあ)と熟女マニア向けマクロファージのペアが今期の優秀キャラ。とくにマクロファージは綺麗な外見をして、とんでもない年齢詐称とか怪力の持ち主など他の顔を持っている。CVは井上喜久子17歳おいおい!だ。

 

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