桐山は虐められているひなが担任に注意されたことを林田先生に相談すると、先生は激昂した。桐山もそうしたい気持ちは山々だったが、知恵もないし川本家の人々は他人の金を使ってくれるような人ではない。
そこで林田に大人の知恵を借りにきたのだ。林田は他の先生や学級主任に相談してみるのもありだと教える。そしてお前にできることを一つずつやっていけと言われる。
桐山は気持ちを切り替えて、将棋に打ち込み棋匠戦を勝ち進む。ところが将棋会館で島田八段が神宮寺会長と二海堂のことを話しているのが耳に入る。
島田に何があったのか尋ねると、会長は先に帰り島田さんが教えてくれた、彼の持病(ネフローゼかな)のこと、そして新人王戦準決勝で山崎五段相手に劣勢を挽回したところで千日手で交わされ再試合となったが途中で力尽き倒れたことを。桐山は決勝戦で山崎五段と当たるが、また負けられない理由が増えた。
今回は久々に燃える回であり泣ける回だった。
次回はひなちゃんの担任との面談だったか決勝戦が先だったか忘れたが、どちらにしろまた燃える回だろう。