2019年冬 アニメ

風が強く吹いている 第14話 「一人じゃない」 喜安浩平渾身の脚本、作監六人、演出は「ニル・アドミラリの天秤」監督たかたまさひろ、三拍子揃った神回

投稿日:2019年1月23日 更新日:

走の過去を受け入れ、再び走り始めた寛政大陸上部。
合宿では地獄の猛特訓が続き、都内に戻ってからは、後援会募集、資金調達、就職活動などに奔走する。いつしか素人の面影は薄れ、誰もが競技者の逞しさを漲らせていく。
十人が、たった一度の儚い夏を駆け抜けていく。
その眩い姿を見守る葉菜子にも、未来へと続く確かな道が見えてくる。
たった一人の夢が、一人、また一人と繋がっていく。
ニコチャンが、キングが公認記録に迫る。残すは一人。それは…。

 

全米が泣いた・・・。
後半、最後の記録会でついに王子が覚醒して、限界を超え他の選手を抜いていく。そしてゴールするが、すぐ時計を映さない。王子の目線に合わせて時計が映ると5000m16分29秒を指していた。こうして最後に残った王子も公認記録を超えて、ついに寛政大学長距離陸上部は箱根の予選会への出場権を得る。

 

この回は、時系列を過去(夏の白樺湖合宿)と現在の東京、行ったり来たりさせた喜安浩平の脚本と前話に引き続き六人作画監督、さらに「ニル・アドミラリの天秤」監督たかたまさひろの巧みなディレクションと三拍子揃った神回だった。最後の王子のゴールシーンは本当に泣かされた。今期の中では一際だって、青春を描いたアニメだったが、ついに花を咲かせたな。ちなみにサブタイ「一人じゃない」はダブルミニングだった。

 

次回はもう予選会なのか?まさかチームは負けて、走だけが学連から出場するのかあああ。

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