七里ヶ浜で遭遇した幼なじみの鹿野琴美を覚えていないと言ったかえで。その再会をきっかけに咲太は麻衣とのどかに、かえでが記憶を無くしてしまっているという事実と、2年前に起こった出来事を打ち明ける。琴美と会った次の日からもかえでは、学校に行くための練習を続けようとするが…
かえではいくら経っても、学生の笑い声を聞くと足が止まってしまう。
そこで咲太はかえでを上野動物園に連れて行く。上野動物園はかえでの出かけたい先第二位だった。
その帰途、近道をすると言って、咲太はかえでを人気のなくなった学校へ連れて行く。窓から覗く学校に新鮮さを覚えたかえでは、明日は昼の学校へ行くと宣言する。
ところが翌朝起こしに行くと、かえでの人格は消滅して、花楓の人格が2年ぶりに戻ってきていた。
花楓のキャラが、かえでとは正反対で意外にギャルだった。メンタルは強そうだが、以前のことを覚えているのか。
また咲太としても、かぐや姫が歌う「妹」の歌詞みたいな兄妹だけの生活を続けてきただけに、その二年間が消えることは非常に辛いだろう。
二年前、咲太が落ち込んでいるときに翔子が立ち直らせたことを知って、急に麻衣が怒りだしたのも二人の間に新たなさざ波が立つのを感じる。
最終回、どこまで進みどこから劇場版に繋ぐか楽しみだ。