2018年冬 アニメ 宇宙よりも遠い場所

宇宙よりも遠い場所 第4話 「四匹のイモムシ」 うるかにして下さい!!

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ついに南極行きの切符を手に入れたキマリたちは、同行者として南極に行くために身につけなければならない技術や知識を学ぶため、3日間に渡る夏期訓練に臨む。座学から野外でのフィールドワークまで、様々な訓練を行う施設がある山の麓までやってきたキマリたちは、そこで今回の南極観測隊の隊長である藤堂吟から挨拶を受けるが、報瀬だけは隊長の言葉に険しい表情を浮かべる。(番組HP)

実は報瀬の母が亡くなった時の観測隊の生き残りが藤堂隊長だった。藤堂が母の死をどんな気持ちで受け止めたのか分からず、報瀬は素直に藤堂に対して接することはできない。
初日は座学だったが、二日目はルート工作だ。南極は雪だけの真っ白な世界だから、吹雪が吹くと道に迷ってしまう。その時のために道標を立てる作業だ。一見地味だが大切な作業だ。高校生たちは勝手がわからず、適当に済まそうとするが、報瀬はスピードより安全第一と主張し、もう一度スタート地点に戻って初めからやり直す。


その夜、就寝時間になってキマリ、日向、結月は起き出して星空を見上げると、関東では見たこともないような素晴らしい星天だった。
翌朝、キマリだけがテントから外に出ると隊長が小高い丘から一人で空を見上げていた。キマリが何が見えるかと尋ねると、黙って手を差し出し丘の上へ招く。すると美しい朝日が登るところが見えた。そこでキマリは思い切って隊長に報瀬の母はどんな人だったと問う。隊長は変な奴と答えた。キマリは報瀬も変な奴で面倒臭いけれどそこが良いと応じると、隊長はあなたみたいな人が南極には必要と言う。そしてキマリは報瀬が誘ってくれたおかげで高校生活の目標、南極へ行く希望ができたと言う。

 

キャンプしたところは穂高岳と考えられる。本格的な高地トレーニングに入っている。
キマリが母親に南極行きを切り出せず、そのうち近所の人から母親の耳に入って怒られるシーンは、ホラーのような演出あり、お父さんのドアそっ閉じありで笑わしてくれた。
キマリは勉強ができないから何事もダメかと言うと然にあらず、「コンパサー」(コンパス担当)や物怖じせず藤堂隊長と高校生グループのつなぎの役割など意外と使い道がある。四人ともに南極でそれぞれの役割をきちんと果たしそうだ。
Cパートではメガネのイカちゃんが一人寂しくしていた。いずれ闇落ちして仲直りして送り出してくれそうだな。

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