脚本花田十輝、監督いしづかあつこ、制作マッドハウスの新作オリジナルアニメ。
主演は水瀬いのり、花澤香菜、早見沙織、井口裕香という中堅1名+ベテラン3名という布陣だ。
群馬県館林市の高校生マリは入学するとき、いくつかのやるべきことを決めたのに、優柔不断のため、何一つ実行できていない。ある日、高校二年生にもなってようやくそのことに気づき、学校をサボって一人旅に出かける計画を立てた。しかし結局、どこにも行けず学校に戻ってくる。
そんなとき、駅のホームで同じ高校の制服を着た娘とすれ違うときに彼女が落とした百半円の束を拾う。彼女は学校のトイレに入るところを見つけたが、トイレの中で何か叫んでいた。百万円を紛失したことについて言っているのかもしれない。そこで思い切って声をかけると、彼女シラセは「シャクマンエン!」と言って抱きついてきた。
シラセの母は南極に派遣されて行方不明になっているという。だからシラセは何としても南極へ行って母を探すのだ。マリには彼女が目標を持って生きていることが眩しく映る。
その後、百万円を持っている彼女はカツアゲの標的にされ、危ないところをマリの機転によって救われる。そして彼女に広島で行われている南極探査船白瀬一般公開に連れて行ってくれとマリはお願いする。
こうして広島へのふたり旅が始まった。そして白瀬に乗り込んで見て、南極への夢が広がる。
今季の有望株だ。今までになかった極地探検アニメだけに興味が広がる。
ただし、主役の花澤香菜、井口裕香、早見沙織、水瀬いのりはおそらく何かしらの賞はとって実績があるはずで、協力団体文科省、極地研究所、海上自衛隊は冒険を嫌がった感がある。
例えば自分より背の高いシラセを演じる花澤香菜は、安済知佳や瀬戸麻沙美で十分だったのではないか。
花澤香菜の声を聞きすぎて、飽きてきたところだ。
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