逃げ出したあと。重なる幻影。すべてはあの約束からはじまっていた。素直になれなかった自分、ずっと目をそらしてきた自分。祐と涼花は、本当の気持ちに向き合えるのか?(番組サイト引用)
実は祐は妹萌だったが、嫌われるのが嫌で、そうでない振りをしていたことを妹に告白して、妹は機嫌を直した。
桜は祐が監督に困らされていると聞き、翌朝永見家を去る。
そして再度監督と対決する。人前で祐はイチャイチャして、監督に妹愛を感じないと看破する。そのとき会議室に桜が乱入し監督が桜の兄であることを暴露する。
監督は妹萌の祐に嫉妬していたのだ。
無事、アニメ化問題を解決した涼花はみんなの前で「お兄ちゃんは妹が好きです」と歌い出す。
このあらすじを見ても制作現場の混乱ぶりがよく分かる。
監督、制作陣は少なくとも作品愛がないことは最初から分かっていたが、最終回を見て、この作品の方向性を見誤っていたことに気付いた。
ラストの妹の姿は狂気である。この作品は狂気を描いたものだ。まさに近藤玲奈が「けものフレンズ」で演じたコツメカワウソである。
監督には妹萌の世界は狂気にしか思えなかったのだろう。