最初に新井里美による今までの総集編とも言える「ネト充のまとめ」コーナーが1分ほどあって、それから本編に入った。尺つなぎ?そうだとすると、本編に関わりないナレーターを使うとは、まったく新井里美の無駄使いであるw。
桜井は森子の二垢であるモリーの画像を見て、学生時代に遊んだネトゲ「ナンターラサーガ」を思い出す。孤独感をかこつ学生の頃、そこでモリーとよく似たキャラに出会っている。彼女もまた会社を辞めたいと言っていた。
桜井がHarth としてログインして、小岩井はるみやモリーに加わる。森子がモリーかもと思って昔の名前を英語にしてつけたのだが、森子はHarthの名前が高卒なので読めないw。そこで桜井が名乗ると、森子はようやく気づく。
森子は高卒ながら一流企業に勤めて仕事で苦しんでいたとき、ネトゲでハースという大学生と知り合った。お互いに心を許し合う仲になっていったが、一方で仕事のプレッシャーに週末も会社からログインする始末だ。そしていつしかネトゲも辞めてしまった。
Harthがログアウトした後、森子は思い切って桜井に電話する。ナンターラサーガのユキというキャラを覚えているかと問うと、桜井は「お久しぶりです」と言ってくれた。当時、ハースに恋をしていた自覚がある森子は悶絶するw。桜井はこの勢いで自分がリリイであることも告白しようと思うが、ちょうど携帯が電池切れになる。
休日出勤してコンビニへ行った帰りに桜井は、偶然森子と会う。優しいと言われるのは桜井とリリイさんだけと森子が言うと、ついに桜井は実は私がリリイですと告白する。
とうとう告白してしまった。ところが原作だとこの後、引き伸ばしにかかる。原作者が倒れたのは、シリーズ構成を失敗して早く終わりそうになったからではないかな。ラブストーリーなら桜井にも恋人がいて2×2の関係になったりするし、ラブコメにはツンデレ成分が足りない。このアニメの展開では、ひとまず引き伸ばししかない。
問題はアニメのエンディングだ。原作通りで行くのか?それとも決着をつけるのか。放送回数が10回だから、原作通りと考える。BDには11話が付いてくるが、他のレギュラーキャラを掘り下げるアニオリではないかな。
もし原作者が体調が良くなって来年からcomico での執筆活動を続けられるなら、「Re:Life 」のようなヒット作になるはずだ。
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