春埼は野々尾と話し合って、猫二匹に浦地の両親の能力の肩代わりをしてもらう約束を取り付けていた。そこへケイから菫が倒れたことを知らせて来た。
倒れたと言っても、要はサクラダに帰ってきたらケイが春埼とイチャコラする未来が再び見えたから、拗ねて夢の世界に引きこもっているだけだ。しかも菫はチルチルと会って能力を受け継ごうとしていた。
ケイと春埼は夢の世界へ入る。目的地はケイのマンションだ。部屋に入ろうとすると春埼が消える。チルチルの能力を使ってケイ、春埼それぞれと菫は個別面談をする。
ケイには「私は誰」と菫は問う。スワンプマンかも知れないという恐怖が彼女には常にあった。また春埼に対してわざとリセットを使うように仕向ける。
結局ケイも春埼も面接試験に無事一発合格して物語は大団円を迎える。
長かったお話も終わってみるとまだ続けて欲しいと思う。
最後のEDは2期OPが使われた。ここは一期EDを使って欲しかった。
「サクラクエスト」よりはるかに視聴者のIQを選ぶ作品だったが、それなりに有終の美を飾ったのではないかな。