今回はフォトのかなり暗い過去話。
フォトは奴隷身分で名前は付いてなかった。旅の商人に売られて、旅の途中だった。あらゆる虐待を受けて、ある宗教の信者になることで精神のバランスを取っていたが、それも限界に来ていた。
ところが食事のとき、食材に毒草が使われていることに気付き、商人一家に告げるが、無視されてしまう。それどころか自分の食事も食べさせてもらえない。
その結果、商人一家は全員死亡し、使用人が一人だけ生き残っていたが彼も毒草を食べていたため、結局フォトの手を借りてライフル自殺する。
そのとき、積荷と一緒に運ばれていた謎のモトラドが声をかける。フォトはこのソウというモトラドと次の国を目指す。
フォトはその国に出頭するが、問題とされなかった。そしてフォトとソウは、世界中を回ってから写真家として幸せに暮らしたそうだ。
このフォトのエピソードは、少々面白くなかった。もう少し後になってからのエピソードは無いのかな。
これが日本だったらおそらく未必の故意で一旦起訴されると思うんだが、精神鑑定を受けて無罪で医療施設に放り込まれるだろう。